2014年2月22日土曜日

掛け替えのない弟の死25

 ツナグを観た。

 「傲慢で自分勝手な考え方かもしれない。だけど、それでも。
 死者が抱えた物語は生きて残されたもののためであってほしい。
 事実がどうであっても・・・。」

 「残された人間は、他人の死を背負う義務がある。」

 「失なわれた人間を自分のために生かすことになっても、日常は流れるのだから仕方がない。」
 「残された人間は我儘になるしかない。それがたとえ悲しくても、図太くても。」

 会いたい人は会ってくれるかわからない。
 

 私はこういう風に考えられるようになるために、考え続けなければならない。
 問い続けなければならない。向き合わなければならない。

 

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