2011年6月30日木曜日

日本復興計画

 大前研一さんの本
 売り上げ12%が震災復興に寄付される。
 1年後・5年後・10年後の日本、長いスパンで考えねばならないという現実に私はまず戸惑う。
 原子力工学の博士号をもち、震災発生後の13日にユーチューブにアップされた放送は70万回以上の再生をカウントする。東電のごまかしや政府の無知など、あきれるばかりの醜態を見ていると、ただただ不安だけが増す。
 先日のNHKの番組のハーバードからの提言(だったか・・・)でも、「どんな状況でも、事実を隠さずに公表する大切さは、わけのわからない不安を増幅しないためにも大切なことだ」というような発言を講師の1人が言っていた。
 大前さんは持ち前の分析力で、今後の日本・政府・東電・日本人1人1人の行動模範を作ってくれようとしている。
 現場感覚の大切さや、政府要人の認識の甘さの指摘はなるほど!と思う。
 提言の中には、都知事選で敗れたときのマニフェスト内容も含まれ、当選していたらなあーと思わずにいられない。
 1度の選挙での落選で、政治に見切りを付けて、次に視線を変える見切りのよさに感服するが、「IF(もし・・・)]はないとは言っても、都知事になった大前さんの手腕をみたかった。
 

正欲  朝井リョウ

 >作家生活10周年の著作。  大学生作家・サラリーマン作家と言われていた頃があったなと思う。  『正欲』  読み終わり考える。  読み取りの苦手な私は何が正しいのか?  作者の意図と違う感覚だと恥ずかしいと。  明日、死にたくない人の流れに乗るために思う。  このブログも登場人...