弟へバレンタインチョコを渡したのはいつまでだったろう。
最近は渡すことも忘れていた。
薄情な姉だ。
霊前にチョコを備えた。
今さらと思う気持ちと、それでもという気持ち。
自己満足に過ぎず、自分の気休めだけだ。
離れから歩いてくる弟の姿や、足音がよみがえり切ない。
涙を流したってかえって来ない。
それがつらい。
幼いころの写真を出した。
かわいい笑顔の弟がいる。
そうか、もう君はいないのか。
とてつもなく悲しい。
2014年2月5日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
正欲 朝井リョウ
>作家生活10周年の著作。 大学生作家・サラリーマン作家と言われていた頃があったなと思う。 『正欲』 読み終わり考える。 読み取りの苦手な私は何が正しいのか? 作者の意図と違う感覚だと恥ずかしいと。 明日、死にたくない人の流れに乗るために思う。 このブログも登場人...
-
>社会と世間の定義を鴻上さんがブレイディみかこさんとの対談で話していた。 これが私の頭に残り、日本社会では世間からはみ出ることは生きにくくなると腑に落ちた。 私自身も世間でしか生きてこなかったと思うし、世間なしでは今後も生きていくのは難しいだろう。 それほど無意識に入り...
-
>森さんの考え方が羨ましいと同時に好き。 片づけられない私はそんな自分に嫌気がさす。 そこでこの本の内容に励まされる。 片づけるだけの費用を残せばいいのだ。家族に。 だって捨てられないのに捨てなければいけないと迫られても無理だ。 物の片づけは想いがある個人がやっても無...
-
岸本葉子さん 人気エッセイストの初の小説です。 アラフォー!50代の女性が主人公の短編小説。 私より少~し先輩のお話ですが・・・大切なのは一期一会ですね!! 独身の、様々な事情を背負った女性達の話の中で、徐々に確信した言葉です。 『袖振りあうも多生の縁』ですか・・・こ...
0 件のコメント:
コメントを投稿