2015年2月3日火曜日

晴れない心

 
 こんなに気持ちの切り替えができないでいていいものなんだろうか。
 自分でも、理由を知りたいと考える。
 何かを始めようとしても、あと一歩が踏み出せない。

 実家通いも限界。
 合わない母親のすがりつく雰囲気に、気持ちが冷える。
 なんて冷たい娘なんだろうと気持ちが落ちる。

 この繰り返し。
 越えなければいけない問題なのだろうか。
 そのままにスルーを試みていた自分を感じる。

 自分の思うままにしようとする母。
 その母が年老いてもまだ私は苦しいまま。
 人は変わらないから自分が受け止め方を変えようと思うが、
 私も年を取り凝り固まった考えがそれを邪魔する。

 声を荒げて訴えるが、声に反論し、内容が届かない。
 「そんな言い方するな。」
 の言葉に次の一言は出ない。

 「あんたなんて嫌い。」と言ってしまいたい。
 
 それでも、弟のことを思うと
 やさしい娘を演じなければならないと、自分に言い聞かせる。

 乗り越えられそうにもない現実にどう向き合えばいいのか。
 

正欲  朝井リョウ

 >作家生活10周年の著作。  大学生作家・サラリーマン作家と言われていた頃があったなと思う。  『正欲』  読み終わり考える。  読み取りの苦手な私は何が正しいのか?  作者の意図と違う感覚だと恥ずかしいと。  明日、死にたくない人の流れに乗るために思う。  このブログも登場人...