2018年4月23日月曜日

あるべき姿を要求


 私は自分が考える『あるべき姿』を相手に要求するようだ。

 役割についてはかなり厳しい。
 
 今日は朝から実家に電話して、車を出すのか確認した。
 昨日のままではいられなかった。
 案の定連れて行ってほしいと母は言ったが、後ろでいいというように怒鳴る父の声。
 「怒られてるんだよ。」と母。
 
 きっと自分は行かないつもりで、母も行かせないのだろうと思うが、そのまま電話を切る。
 ばかばかしいと思う。
 プライドだけは高い。
 弱い人間だと思う。

 私は朝からマインドマップ方式で自分の本心を書き込んでいたが、行きつくところがない。なぜなら、覚悟がないから。自己責任で受け止める覚悟がない。
 しっぺ返しや罰が怖い。
 
 そんなことを考えながらいたら、ふと題のことが思い浮かんだ。
 完璧主義なのではなく、なりたい姿ではなくならなくてはいけないんじゃないかと自分が思う姿を相手に要求していると思った。

 本心とかけ離れた安心感のない姿を相手に背負わせているんじゃないか。
 自分は背負う覚悟もないのに。

 やりたくない、できないというのがわがままなら、一番わがままなのは自分だということを改めて思った。

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