2014年3月28日金曜日

弟の死39

 昨日実家で物置の整理物を確認していたら、小中学校時代の私の文集やらと弟の作文とテストが出てきた。

 私の文章の中には弟がよく登場していた。
 けんかの情景や一緒に行動していた様子。

 ひょうきんな弟の姿が描かれていた。
 少し私の次男の感じに似ている。

 しゃべり方を思う出そうとするがなかなか思い出せずにいる。
 それでも、私の長男の感じに似ているように思えたり。

 自分のいいように記憶を書き換えているのだろうか。


 弟のやってあげられることはいっぱいあったのにできなかった。

 息子たちにもやってやれることがいっぱいあるのだと、気づかされている。
 それが行動に移せるかどうかは疑問だが。

 私のもやもや感は自分の情けない怠け根性にある。

 息子にも弟への後ろめたさと同じものを、感じている。

 動かない私。

 自分第一の私。

 反省だけならサルでもできるのに。

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