2014年1月29日水曜日

弟の死7

 昨日次男の希望で「永遠の0」を見た。
 弟のごみ箱にこの本のブックカバーが捨てられていた。
 本体は見つからないままだ。
 私も購入し、今は長男が読んでいるが、弟の本はどこに行ってしまったのだろうか。
 最近の購入だろうが。

 昨日も両親とけんかをした。
 もともと母親に対して嫌悪感を抱いているが、この状況でも自分を変えられない。
 母の一言は私の神経を逆なでする。

 頑なな父の言動にも閉口する。

 そして、考える度にこの両親を弟に丸投げしていた自分を感じる。
 弟は両親の面倒を見るつもりだったが、それをいいことに自分勝手に過ごす私にいい想いを抱くはずがない。
 邪見に扱う私をみて不満を感じていたであろう。
 

 弟が亡くなりすべてが私にかかってきた。
 50年の報い。

 

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