2014年1月26日日曜日

弟の死2

病院から自宅までの車がなかなか来なかった。
午後9時25分死亡確認
帰りの車は11時過ぎていた。
霊安室で過ごした時間。
ずっと顔をさすった。
まだ温かかった。
でも、今、その感覚がわからない。戻ってこない。覚えおきたかったのに。

もう動かない弟。

まさか。

こんなにあっけないのだろうか。

さっきまで生きていたのに。

大河ドラマを見るたびに戻ってくるであろう記憶に、私はこの一年耐えられるだろうか。


弟が座っていた炬燵の位置に座る。ありえない。

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