中田英寿、イチロー、中村勘三郎、そしてYOSHIKI、そして多くのアスリートのインタビューを実現しているインタビューのプロが、〈人の心を開く特別な技術はないけれど、人の心を開く術は存在する〉と今までの経験を書かれている。
1ST:人の心をひらくマナー
理解しあうために『聞く』
そのためにはマナーとフラットな心が大切である。
会話の主役はあくまで相手である。自分を解ってもらいたいではなく、どんな人にも必ず話したい ことがあることを理解し、聞くことの楽しさを知ろう。
2ST:会話を深めるスキル
相手のタイプを見極める。
『常識と観察眼』で言葉をすくい上げ、相手の心を想像しながら修正しながら、見極めていく。
会話は、聞く人間の内面が問われる行為であり、いい聞き手になるには、自分を豊かにすること が大切で、心の豊かさは「どれだけ好奇心を持っているかに正比例するのではないかと著者は 言っている。
3ST:コミュニケーション力をあげる
お互いが理解し合うには時間が必要だと承知すること。
コミュニケーションのレベル、タイプと、コミュニケーションの質はいつもイコールではない。
どんなレベルの話題でも、お互いが信頼でつながっていれば、それはかけがえのない人間関 係なのだ。
《ブラックノート》なる自分の思いを隠すことなく書きとめるノートで、『自己内対話』すなわち自分の孤独と対話することで、自分を見つめ、自分が変わっていくことが大事なのだと書かれている。
真摯に何かに向かう姿には、見る人読む人に心からの感動を与える、素直に感じ・自分を振り返る、足元をみることの大切さを学んだ。
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