手嶋龍一さんの世界。
杉原千畝かのユダヤ難民の救世主。
助けられた命が脈々と繋がっていく・・・。
フィクションなのか・・・知識のない私にはわからないけれど、ナチスドイツに迫害されてもなお生き延びていく人々の波乱に飛んだ人生の中に、使命を全うしようとする強い意志に魂を揺さぶられる思いがしました。
戦時中の混乱の中、したたかに生き抜く英知。経験を我が人生の糧とする決断。
様々な情報を結びつける想像力と知識。
羨ましい限りである。
今もどこかで、情報戦は行なわれているのだろうナーと、のんびりムードの日本に一抹の不安を感じます。
2010年8月23日月曜日
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