2013年1月22日火曜日

下に見る人

 酒井順子さん
 「2人いれば人間関係は出てくるものだ」と研修で聞いた言葉が今でも耳の残っています。

 著者自身が内省する中で、明らかにしていった人間の根本心理といったことなのでしょう。

 様々な項目において、上下や同類と異種の関係を、著者自身を基準として書かれています。
 人ごととして書かれていないところが著者らしい。

 エンガチョ、敬語、ドリフなど同年代の私は「そうだったなー」と頷きます。
 
 〈みんなちがって みんないい〉
 〈世界で1つだけの花〉
  
 世の中の人すべてが、今自分が持っている価値観と同じモノを持っているのではないこと。
 年齢・立場・状況により、人は変わっていくこと。
 相手も同じ人間だっていうことの気づいて生活していくことが大切なのだろうなーと私は思っています。

 だって、通常の人間関係の中で、私が「嫌い」と思っている人が、私のことを「好き」なわけはないのですから。
 私が下に見ている人が居たとしても、その人が生活していく上で何の支障も来さないのが、日常の中の人間関係だとただのパート主婦は実感しているのです。

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