2013年1月22日火曜日

捨てない知恵

 石黒智子さん
 生活様式の変化が流れとして掴めます。
  
 それは著者が、毎日の生活を大切に、こだわりを大切に、過ごしてきた時間を積み重ねてきた
結果なのでしょう。
 何のこだわりも突き通せぬ、いや・・・こだわりを持たない私には到底行き着かない領域です。
 美的感覚のない息子にしてしまった現実を見る度に、深く反省。反省だけで終わってしまう私。

 モノを減らし、気に入ったモノを大切にする。
 そんな生活が出来ないのはなぜなのか?
 理由を求めて、〈読み物サーフィン〉状態の私。
 モノを減らせない、モノを活かせない、モノを使いこなせない。
 結局、こだわりを持つ自信がない・・・。
 自分に自信がないってことだろうと思うわけです。

 せめて、1つでも、私にもこだわれるところがないかと読むのですが、旦那の親と暮らし、居候状態、お皿1枚自分の好きなものを使うことも出来ない・・・こんな状況が頭の中で、妄想爆発へと向かわせるのです。

 台所は主婦の城!
 そんなセリフが頭の中でこだまします。
 私の城は何処に!!!!!

 日々葛藤の毎日の中で、「いいなー」のオンパレード。
 こだわるには財力も必要です。
 パートのお金を貯めて、いつの日か
 こだわりを実現する何かをみつけようと虎視眈々と目論む私です。

 こだわるには、知識も大切。
 毎日を真面目に生きていく中で、つけていく知恵や知識を大切にする。
 というのを再確認しました。
 

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