月命日。
1か月が早いのか遅いのかわからない。
相変わらず母との気持ちの共有はできない。
実家での毎回の弟の部屋の空気入れ替えも、徐々に部屋のにおいが薄れてきた気がする。
亡くなった当日に行ったと思われるシャガール展の切符や、部屋に置かれた新品の品物に改めて悔しい気持ちになる。
ピラタスに行く予定で購入したであろう品物。
無造作にめくられたままの布団。
1月19日のページが開かれたままのTVガイド。
触れられないまま。
2014年2月19日水曜日
2014年2月17日月曜日
掛け替えのない弟の死22
母に頼まれ、弟の写真を拡大した。
母親の悲しみがどんどん胸に迫る。
大事でないはずがない。
何もできずにいる母に対して、優しい言葉も掛けられない私は、すでに弟の想いに沿っていない。
以前「今母親が死んだら、俺は泣く。」と言っていた弟。
あれからどれ位距離を縮められたかわからないが。
親子の会話が最後になった母にどう言葉をかけられるか。
「親子の会話がない血筋だと嫁に来た時に言われた。」と開き直った言葉を吐く母に気持ちの抵抗があるのは確かだ。
けれど、弟にとっても、心残りであろう親子の関わりの淡泊さは私の課題である。
母親の悲しみがどんどん胸に迫る。
大事でないはずがない。
何もできずにいる母に対して、優しい言葉も掛けられない私は、すでに弟の想いに沿っていない。
以前「今母親が死んだら、俺は泣く。」と言っていた弟。
あれからどれ位距離を縮められたかわからないが。
親子の会話が最後になった母にどう言葉をかけられるか。
「親子の会話がない血筋だと嫁に来た時に言われた。」と開き直った言葉を吐く母に気持ちの抵抗があるのは確かだ。
けれど、弟にとっても、心残りであろう親子の関わりの淡泊さは私の課題である。
2014年2月13日木曜日
掛け替えのない弟の死21
21時25分
毎日アラームが鳴り合掌する。
弟が亡くなった時間だ。
久しぶりに本を読み始めたが、アラームで現実に戻り、余計に辛く思えた。
涙がでた。
読書に没頭できない。
現実が重くにしかかる。
もっと不幸な死もあると慰めてくれる人もいるし、
息子の死で精神を病んでしまった人もいると話す人もいる。
けれど、私にとっては弟が急にいなくなってしまったという事実があるだけなんだ。
2歳のころの写真を眺めては、このかわいい弟が私の前から居なくなったさみしい現実に胸がつぶれる感覚に陥る。
自分の感情に溺れる。
毎日アラームが鳴り合掌する。
弟が亡くなった時間だ。
久しぶりに本を読み始めたが、アラームで現実に戻り、余計に辛く思えた。
涙がでた。
読書に没頭できない。
現実が重くにしかかる。
もっと不幸な死もあると慰めてくれる人もいるし、
息子の死で精神を病んでしまった人もいると話す人もいる。
けれど、私にとっては弟が急にいなくなってしまったという事実があるだけなんだ。
2歳のころの写真を眺めては、このかわいい弟が私の前から居なくなったさみしい現実に胸がつぶれる感覚に陥る。
自分の感情に溺れる。
2014年2月12日水曜日
掛け替えのない弟の死20
あの時間に戻りたいと切実に思い、考える。
道尾俊介さんの鏡の花を思い出した。
読んだときはこんな事は思いもしなかった。
けれど、現実と向き合う今、次元の中にもうひとつの世界があったら、弟と私はうまく関係を結べていたのかもしれない。
今の次元の失敗を避けてまだ生きているのかもしれない。
などと、真剣に想像してみたりする。
想像してみてください。
ビブリア古書堂の事件簿のセリフではないが、人の気持ちを想像するのは難しく、自分の思いがどうしても入ってしまう。
思い入れは免れない。
亡くなってしまった弟と行動を共にする話は、今の私の願いだ。
今日は熱海桜を見に行こうと、昨日HPを見ていた。
でも、私だけ行くのも。
などと考えた。
でも、弟と一緒なら行った。
弟がやりたかった行動をとれるほどの器量もない私。
どうすりゃいいんだ。
道尾俊介さんの鏡の花を思い出した。
読んだときはこんな事は思いもしなかった。
けれど、現実と向き合う今、次元の中にもうひとつの世界があったら、弟と私はうまく関係を結べていたのかもしれない。
今の次元の失敗を避けてまだ生きているのかもしれない。
などと、真剣に想像してみたりする。
想像してみてください。
ビブリア古書堂の事件簿のセリフではないが、人の気持ちを想像するのは難しく、自分の思いがどうしても入ってしまう。
思い入れは免れない。
亡くなってしまった弟と行動を共にする話は、今の私の願いだ。
今日は熱海桜を見に行こうと、昨日HPを見ていた。
でも、私だけ行くのも。
などと考えた。
でも、弟と一緒なら行った。
弟がやりたかった行動をとれるほどの器量もない私。
どうすりゃいいんだ。
掛け替えのない弟の死19
心が駄々をこねている。
今の気持ちを表現すると、こうなる。
大声で泣き叫ぶこともできず、すがりつくこともできなかった。
だからなのか。
気持ちの切り替えができないのは。
亡くなってわかるでは辛すぎる。
人間なんてそんなものなのか。
悩み苦しむ心の声に返ってくるこだまはない。
ただ沈黙だけだ。
掻き毟るような。
皮を剥ぐような。
焼けるような。
胸やけが体中を巡る。
込み上げる後悔。
どう気持ちを落ち着けていいのかが分からない。
今の気持ちを表現すると、こうなる。
大声で泣き叫ぶこともできず、すがりつくこともできなかった。
だからなのか。
気持ちの切り替えができないのは。
亡くなってわかるでは辛すぎる。
人間なんてそんなものなのか。
悩み苦しむ心の声に返ってくるこだまはない。
ただ沈黙だけだ。
掻き毟るような。
皮を剥ぐような。
焼けるような。
胸やけが体中を巡る。
込み上げる後悔。
どう気持ちを落ち着けていいのかが分からない。
2014年2月11日火曜日
掛け替えのない弟の死18
昨日は涙を流す時間があった。
そのあとの話を聞く中で、死を無駄にしないための行動を考えたといわれた。
毎日弟を思う時間の中で過ごしている。
過ごす時間の中に弟を探し、出来事を弟にに結び付けている。
弟が死ななければならなかった理由を探す。
自分に問題があるかとか、親にあるのかとか。
弟にあるとは考えたくない。
先案じは常にある。
避けられない実情はある。
自分が避けられるように考えてきた。
しかし、年齢がそれを突きつけるようになった。
弟が背負おうとしていた実情をわかっていながら、傍観してきた。
すべてが私にかかてきた。
弟が今まで背負ってきた。
私には、自分勝手に生活してきた反動が返ってきただけ。
それでも、流した涙で少し気持ちが楽になった。
そのあとの話を聞く中で、死を無駄にしないための行動を考えたといわれた。
毎日弟を思う時間の中で過ごしている。
過ごす時間の中に弟を探し、出来事を弟にに結び付けている。
弟が死ななければならなかった理由を探す。
自分に問題があるかとか、親にあるのかとか。
弟にあるとは考えたくない。
先案じは常にある。
避けられない実情はある。
自分が避けられるように考えてきた。
しかし、年齢がそれを突きつけるようになった。
弟が背負おうとしていた実情をわかっていながら、傍観してきた。
すべてが私にかかてきた。
弟が今まで背負ってきた。
私には、自分勝手に生活してきた反動が返ってきただけ。
それでも、流した涙で少し気持ちが楽になった。
2014年2月10日月曜日
掛け替えのない弟の死17
今日は10日。
先月は一緒にいた。
会話はなし。
それでも視界のなかに弟の姿を確認し、安心する時間だった。
それが今はいない。
朝起きて、やっぱり居ないのかとおもう。
掛け替えのないという言葉の意味が胸を突く。
先月は一緒にいた。
会話はなし。
それでも視界のなかに弟の姿を確認し、安心する時間だった。
それが今はいない。
朝起きて、やっぱり居ないのかとおもう。
掛け替えのないという言葉の意味が胸を突く。
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