本を読めるようになってきた。
桐野夏生さんの『だから荒野』
荒野を選んで生きてきた老人の言葉に、弟を重ねた。
弟が選んで生きてきたんだと思うことができた。
私にとっては荒野そのものの弟の一生。
私や親が干渉することを拒んできた弟の生き方だった。
それを今さらこうするべきだったというのはお門違いかもしれない。
それでも後悔は消えないけれど、少しの慰めをもらった。
柳田邦男さんの『悲しみは真の人生の始まり』な中には、真の癒しについて実体験に基づいた言葉が書かれていた。
思わず涙が出た。
逃げようとしていた浅はかな自分に気づいた。
私は桐野さん曰く、「痛い目に遭ったことのない怖いもの知らず。」
この姉の姿は弟にどう映っていたのかが怖かっただけなのだ。
だから、弟がどうだったのかが気になるのだ。
自分の本性は自分勝手なままだったことを思い知った。
2014年4月12日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
正欲 朝井リョウ
>作家生活10周年の著作。 大学生作家・サラリーマン作家と言われていた頃があったなと思う。 『正欲』 読み終わり考える。 読み取りの苦手な私は何が正しいのか? 作者の意図と違う感覚だと恥ずかしいと。 明日、死にたくない人の流れに乗るために思う。 このブログも登場人...
-
本を読めるようになってきた。 桐野夏生さんの『だから荒野』 荒野を選んで生きてきた老人の言葉に、弟を重ねた。 弟が選んで生きてきたんだと思うことができた。 私にとっては荒野そのものの弟の一生。 私や親が干渉することを拒んできた弟の生き方だった。 それを...
-
心の中に何かが溜まっていく。 心臓マッサージを続ければ心臓が動いたかもしれない。 医者の言葉に対し、諦めが早かったのかもしれない。 私が可能性をつぶしたのかもしれない。 どんどんその思いが大きくなる。 気持ちが後ろ向きで涙があふれてどうしようもない。 ...
-
幸せの実感ってなんだろう。 今私にとってどの時間が幸せなのか。 息子の笑顔? 自分の行動基準が分からなかったり、何やっていたのか思い出せなかったり。 靄の中にいるみたい。 知人が日帰り入浴に誘ってくれたが、きっと取り留めのない思い出話や後悔話にな...
0 件のコメント:
コメントを投稿