2010年11月4日木曜日

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです。その1

 村上春樹さんのインタビュー集
 1997年からのインタビューまだ読み始めです。
 「ねじまき鳥クロニクル」「アンダーグラウンド」に関する。‘アウトサイダー’と題するインタビュー。
 「アンダーグラウンド」は地下鉄サリン事件の被害者への取材から執筆されたものであるが、インタビューの中でも加害者側のオウム真理教の信者に対してはどうなのかとの問いがある。
 現在進行中との答えであるが、若い信者たちに対し、チェッキング・システムが備わっていない、そういう査定基準みたいなものを彼らに与えるのは、小説家の一つの役目ではないかと話しています。
 「善き物語」という体験を。
 
 ここでは村上さんの真摯な姿を感じ、強い精神力の源が、彼にとっては走ることなのか・・・と。

池上彰の新聞活用術

 伝える力も売れ続けている池上さんの最新刊?
 情報収集の方法は、インターネット・テレビ・新聞とあります。
 2005年の統計では4人に1人しか新聞を購読していないそうです。
 どんな人が新聞を読んでいるか?仕事に打ち込み社会への関心が強いひと!
 そして、平均所得が一番高いのが「新聞派」だそうです。
 池上さんは何紙か比べる読み方を勧めています。それにより、数字の読み取り方や文章表現力、様々な視点、記者の姿勢・意識の違いが見えてくると。
 コラムや歌壇の一読のススメや投稿のススメもうなずけるものがあります。
 
 私にも知らない世界がたくさんあります。
 少しでも知識や社会的常識を身に付けたいと思う毎日ですが、日々の生活の中でそれにかける時間には制約があります。
 情報は求める者にやって来ると日々感じています。
 私自身は、情報を消化できる者になりたいと思っています。
 むかし、英語の苦手な私に「新聞の英語版を勧めてくれた人がいたナー」と思い出しました。
 アドバイスを大事にしていたら今頃は英語の翻訳前の本もよめていただろうに・・・。

2010年10月22日金曜日

洋平へ~君の生きた20年と、家族の物語

 佐々木博之さん・志穂美さんによる家族の本物語。
 洋平君は長男重度心身障害、次男ダイ君は高機能自閉症、三男航君は知的な遅れをともなう自閉症。
 字だけを追えば、深刻に受け止めてしまう・・・。
 でも、文章を読めば人間の持つ力の無限に気づかされる。
 小さな変化を見逃さない、そんな毎日を過ごすのが私自身にとっては理想だけれど。そんなことは無理だ。なぜなら、人間は間違いやすいから。
 物事の受け止め方も、考え方も、反応も、すべてに正解などはない。
 毎日毎日を大切に、周りの人を大切に。足元をしっかり見る。そして、命を大切にする。
 これが基本。
 そういうことをまたまた教えられた気がした。

 時期を共に本田美奈子さんのCDを聞いた。
 入院中に後から入院してきた岩谷時子さんに送ったアカペラの歌が収められた「ラストコンサート」
 最後のほうで本人の言葉が入っていた。自分のことだけを考えていてはいけないなーって、つらい闘病中の言葉が胸を打つ。
 洋平君もまた20歳でこの世を去った。
 お二人のご冥福をお祈りします。

2010年10月20日水曜日

そこまで言うか!

 西村博之さん・ホリエモン・勝間さんのTolkinng For 7Hours 実録版です。
 ピーターの法則を調べよう!
 簿記3級の勉強を子供に勧めよう!なんて、そうなんだ~と思うことがいっぱいでてきます。
 ・・・が、納得してはいけないんですよねー。
 自分で考える、ことが大事。
 「○○が言っていたよ」で物事を判断してはいけない。
 発言者で良し悪しを決めるのではなく、内容で決める。
 自分なりの幸せを見つける、そして人と比べない。自分比として考える!
 「結局、女はキレイが勝ち」にしても、読まないで批判している人はわかっていない人とは、すべての事柄に言えるんですね。
 理解できないおバカさんと3人がはっきり言っている。
 私も理解不能なことはいっぱいだけれど、自分の価値観に固執しない・ステレオタイプの幸せに疑問を持つ・仕組みを知るなどなど・・・。
 
 

2010年8月29日日曜日

若き日の友情

 辻邦生・北杜夫往復書簡
 2人はお互いが「幕賓」という存在だったのでしょう。
 学生時代から、13年に及ぶ文通はさながらお互いの切磋琢磨する姿、勇気付けあう姿、認め合う姿なのでしょうか。
 ただの読み手である私には、お二人が歩いた道のりの事実を、蜜月の日々を勝手に妄想していくだけです。
 私の前記の人脈術の本と平行して読んでいたので、本物の人脈に触れつつ、ノウハウを学ぶことが出来ました。
 本が出された時点では、辻邦生さんだけが他界し、北杜夫さんと辻さんの奥様佐保子さんが残されていた手紙・はがきが日にちごとに編集されている。
 パリと日本、航空便・船便など、今とは違う時間軸のなかで、遠く離れていても、深まる友情がただただ羨ましい。
 

一生モノの人脈術

 京大鎌田浩毅教授の本
 以前「一生モノの勉強方」を読んで、久々鎌田先生のノウハウ物を読みたくなりました。
 私自身は人脈つくりが苦手だと感じています。
 人に頼られるのが好きではなかった。というのが本音です。
 私自身は結構人にお世話になっています。と今は感謝しています。
 それは自分を振り返ることが少しは出来るようになった・・・年齢のせいでしょうか。
 けれど、人に頼られて嫌な気持ちがする人ってあまりいないように思っていまして。
 自分ひとりで生きている!生きていける!と思う自体があつかましいと、少し謙虚になってきました。
 これも年齢のせいでしょうか・・・。
 自分に有利なだけの人脈なんてつくれやしない!!というのがひしひしと感じられる本です。
 人の役に立ってなんぼ!!社会のためになってなんぼ!!ってことでしょうか。
 GIVEの5乗と勝間和代さんがよく言いますが、自分が人にしてあげられることを考えることがだいじなんですね。
 ということは、自分の得意分野を持つこと、知ることになって、つまりはスキルアップに繋がるというわけですね。
 自分の立っている足元をよく見て、自分の手が届く範囲の人から作り上げていくもの。
 人脈も勉強も人が介在するという意識をもって、日ごろからの関わりすべてが大切なんですね。
 時分が得意でなくても、得意な人を紹介する‘ハブ’って言う存在になってもいいわけですが、気を付けなければいけないのは、お互いがWIN・WINの関係であること
 どんな時でも、お得感を追求してはいけないわけです。
 人間関係の試行錯誤・・。
 迷ったときは古典に学べ!だそうです。
 

2010年8月24日火曜日

脳を活かす子育て術

 茂木健一郎さんの脳を活かすシリーズ?
 0歳からの宝探しと前置きがありまして、すでに息子は10歳なので、少し飛ばし読みしました。
 なんとなく、悔しくなってしまうような気がするので・・・。 
 6ステップからなり、小学校低学年までが対象のようで、遅かったか!!という思いがいっぱいでしたが、何か拠りどころになる言葉はないかと読み進めました。
 ありました!
 幼児期の記憶は脳が再生や編集を行なう点で、まだまだ未熟であるのだそうです。
 親が「去年はまだこんなに小さかったのに・・・」と感無量になっているのに、等の子供の反応が感傷的なところがこれっぽちもない、寂しさを感じてしまう場面ですが。
 時の経過とともに二度と起こることのない「思い出」
 だからこそ、儚いほど美しい一回性の尊さがあると茂木さんは書いています。
 すべては一回性の出来事であるがゆえに、脳内の長期記憶のアーカイブの中に深く潜り込んでいき、他の記憶と絡み合うことで、新たな人生の文脈がつくられ、自分というかけがえのない存在を形成していく。

正欲  朝井リョウ

 >作家生活10周年の著作。  大学生作家・サラリーマン作家と言われていた頃があったなと思う。  『正欲』  読み終わり考える。  読み取りの苦手な私は何が正しいのか?  作者の意図と違う感覚だと恥ずかしいと。  明日、死にたくない人の流れに乗るために思う。  このブログも登場人...